年末に少し始めたシャーシー工作、ボール盤の不調で中断したままであったが、今日から再開した。
ボール盤用のゴムベルトを通販で見つけたものの、今一つトルクが足りない。モーターの位置を調整できるようなので、微妙に張って強くしてみたが、30mmのホールソーだと止まってしまう。安物だっかな?と反省し、亀倉精機という国産の油圧パンチャーを買ってみた。
シャフトを通す下穴11mmを開けなければならないので、11mmのホールソーが必要。ステップドリルでもできるが、きれいに開けるのにはやっぱりボール盤が必要である。しかも、このホールソー、センターに歯の付いたドリルがないので下穴として2.5mmの穴あけが必要になる。2度も下穴を開けるのは面倒だったが、パンチャー自体は使ってみるととても具合が良い。
2つの歯を取り付けてレバーを数回動かせば実に4トンもの力でシャフトが縮まりスルスルと楽に穴が開く。
昔は2mmのアルミ板を、普通のシャーシーパンチを使いモンキーレンチで咥えて何とか回したものだか、今ではそんな元気がない。翌日胸が筋肉痛になる。
あとはパンチの歯で傷を付けないように養生テープを貼るなど、使い方に慣れてから本番に臨むことにする。