なべさんの真空管オーディオ

自作真空管アンプを中心としたオーディオのブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

カメラとオーディオ(その2)

③銀座のカメラ屋さん曰く 立ち寄ったカメラ屋さんの話では、この界隈に出没するお客さんの多くはオーディオも結構凝っているそうだ。お客さんも同じだねぇ、みたいなことを言われた。そういったマニアの方々にお会いできればと思う。また足を運んでみようと…

カメラとオーディオ(その1)

①カメラとオーディオは似ている 父のカメラ好きは戦前からであったけれど、40年ほど前からは本格的に外国製カメラを中心とした蒐集に嵌っていた。きっと若いころには手が出なかったドイツブランドの物が中古ながら手に入るようになったのがたまらなかったの…

PX25シングル(2)

真空管のソケットとコンデンサを取り付けた。次はトランスを載せて外観は概ね完成させ、配線に移る。

PX25シングル

ウエブリブログの時から何度かヨーロッパ管を使った新規のアンプの製作記事を書いてきているが、未だ遅々として進まずの状態である。その時には真空管名を明かして無かったのであるが、秘蔵っ子のPX25である。 そのシングルアンプ、出力管に合わせて全て…

五味康祐オーディオ遺産 『練馬区石神井公園ふるさと文化館分室』

我が家から自転車で40~50分のところに石神井公園がある。そこの『練馬区石神井公園ふるさと文化館分室』に作家・五味康祐さんの遺品が展示され、7,8月を除く毎月1回、遺品を用いたレコードコンサートという催しがあるそうだ。今日はそこまでサイクリン…

6C33C-B OTLアンプの出力【訂正】

8月に6C33C-BのSEPP最大出力について書いたが、その際に参考にした「真空管アンプ製作自由自在 長 真弓 誠文堂新光社」の中のコラム欄を再度見たところ、どうやらそれが間違っているように思えた。負荷の4倍のロードライン、つまり8×4=34Ωの線を引いて・・・…

電源のはなし

オーディオを楽しんでいる皆さんは自宅の電源の質についてどのように感じておられるだろうか。 我が家は10年ほど前に開発された小規模の建売住宅のひとつで、電気は表の街道から分岐して引き込んだ高圧線から一個の柱上トランスを通して降圧され、およそ8戸…

6C33C-B OTLアンプの出力ほか計算値について

ロシア(あるいはソ連か?)より公表されている6C33C-Bのプレート特性があるので、これを元に自作のOTLアンプでの出力等を計算してみた。 ①グリッド電圧のラインを目見当で、公表されている範囲を大きく超えて伸ばしてみる。 ②アイドリング時の状…

音展(OTOTEN2022)雑感

久しぶりの音展、オーディオフェアの頃から見ていたが国際フォーラムでの開催を見るのは初めてだ。 2時間ほど見学したけど、スピーカーで印象に残ったのは以下の2社。 ・ファルコン 無指向性ユニットを頭に乗せたスピーカー ・花田スピーカー ボイスコイル…

オーディオ人口

MJ無線と実験誌でPRしているイベントは今年も中止。これは、来場者に高齢者が多いので無難な措置とも思われる。もっとも、こういったイベントへの出場者さえも高齢である。ところで若い人はオーディオに限らず、あまりこういった趣味の世界にのめり込む…

アナログオーディオフェア中止

今年も真空管オーディオフェアは中止。 アナログオーディオフェアは開催とのことであったが、先日それが一転、ホームページ上で中止が発表された。 音展が6/11,12に開催される。私は12日(日)の方へ申し込みを行った。開催地は、東京国際フォーラムである。

シャーシー加工

昨年から始めたヨーロッパ管によるシングルアンプ、シャーシーの加工をGW中に何とか完了させた。 部品を取り付けてしまえば裏返して配線作業になる。あとは毎日少しずつでも行えるようになるだろう。

6CA7pp 球の交換

昨年、ヤフオクで入手したGEの6CA7をこれまでメインで使ってきたEL34ppへ差し換えた。このアンプ、’90年ごろにシーメンスの球を使って作成したものである。その当時はシーメンスがまだ安く入手できたので作ってみたわけだが、今では4本も揃っ…

なべさんのシステム

新しいブログに移ったので現状のシステムを紹介する。以前のブログでも同じことを行ったが、あの頃は以下のように、ごく簡単なハイレゾシステムから徐々にグレードアップしていったために色々な機器が入り混じっていた。しかし今の2chは以下の如くシンプ…

油圧パンチャー

年末に少し始めたシャーシー工作、ボール盤の不調で中断したままであったが、今日から再開した。 ボール盤用のゴムベルトを通販で見つけたものの、今一つトルクが足りない。モーターの位置を調整できるようなので、微妙に張って強くしてみたが、30mmのホール…

300Bを聞き比べたら

我が家に300Bが4種類集まってしまったので、差換えて聞き比べてみることにした。 300B 写真は左から①スベトラーナ(ロシア)、②KR(チェコ)、③JJエレクトリック(スロバキア)、④ウエスタンエレクトリックの2021年製(アメリカ)。 ディスクの差し…

ロシアと真空管

チャイコフスキー交響曲2番は“小ロシア”というタイトルが付いている。ところがマゼール&ピッツバーグ響によるCD(80年代のテラーク盤)では「ウクライナ」というタイトルになっていた。こういうタイトルの付け方は初めてじゃないだろうか。小ロシアという…

新しいブログのスタートに

私は2010年9月から『なべさんの真空管オーディオに関するブログ』というウエブリブログで自作真空管オーディオを中心とした記事を書いている。しかし、2023年1月をもって、そのウエブリブログが 廃止されてしまうというので、この度『はてなブログ』で新しい…