なべさんの真空管オーディオ

自作真空管アンプを中心としたオーディオのブログ

カラーウルトロンとKITTE

カラーウルトロン50mmF1.8 GWの都内、どこへ行っても賑わっており、外国人で一杯である。今日は私も休みなので、久しぶりに銀座のレモン社を覗き旧フォクトレンダー(ローライ傘下時代)のカラーウルトロン50mmという交換レンズを買う。このレンズはVSL3E…

何故こんなに音が違うのだろう

下の写真はどちらもミュンシュ&パリ管弦楽団による幻想交響曲のCDであるが、右側はお馴染みの旧EMIや現在のワーナーレーベルによるものではなく、Grand Slamという音楽評論家の平林直哉氏が主宰するレーベルによるもので、つい先日に新宿のタワーレコード…

A3500直った

ラックスキットA3500、10年ほど前に父が多分ハードオフで見つけてきたものらしいが、片チャンネルが出力トランスの断線で音が出ない。反対の出力トランとチョーク内からは詰め物が溶け出している。ラックストランスは性能の向上のため独自の巻き線方法と比較…

久しぶりのアキバ

電気街が目当てでは無かったのだがアキバを少し散策した。 ニュー秋葉原センター入口 ニュー秋葉原センター、ここは神田寄りのガード下で2000年代までは真空管屋さんやラジオ部品を扱い昭和の香りが漂う店、国際ラジオ等が残っていたが、昨年春に春日無線が…

ラックスキットA3550

秋葉原の(今は無くなってしまった)木村無線で90年頃に購入したラックスキットA3550。 ラックスキット A3550 シールド線の配線などいくつか勉強にはなったが、他の自作アンプに比べるとイマイチだったのであまり使わずにいた。引っ越しで新居が見つかるまで…

C3gを入手

ロクタル管でメタルチューブのこの球は、昔のドイツ郵政公社が通信システムの増幅に使用した5極管。電話回線の中継増幅器用なのか? シーメンスC3g とにかく信頼性が高いし、ノイズ対策も万全なはずである。外側の金属を剥がして使った例を見たことがあるが…

長岡鉄男著「最新ステレオ製作」

表題の古本を入手した。日本文芸社の昭和45年発行である。 購入した本の表紙 詳しく読んでみないと何とも言えないが、その内容は真空管式のラジオなどを改造してステレオアンプにする、レコードプレーヤーの自作(昔のモジュラーステレオにあったような簡易…

2023年を振り返って

今年の管球アンプ趣味では何と言ってもPX25シングルアンプを完成させたことが大きい。部品集めから2年以上かかってしまった。新居に越してから初めてゼロから作成したアンプである。作業環境が以前とは幾分異なるので、作業スペースの確保や道具集めで手間取…

無線と実験誌が季刊になった

MJ無線と実験を購入した。今号から季刊誌となった。 しかし内容は以前と変わらないし厚みも変わらない。なぜか「名曲を訪ねてシネマの森へ」という柳沢正史さんの連載記事が2号分掲載されていた。 ただし値段が税込みで前号が1430円であったのが2000円とな…

無線と実験誌が季刊になるそうだ

少し前の話であるが、MJ無線と実験12月号を一年ぶりに買ったら、次号から季刊誌になると巻末の方にお知らせが書いてあった。やっぱりかぁ、という感じである。今年の春ごろには、レコ芸の休刊の話もあったけれど、創刊100年を来年に控えるMJもいずれは休…

多摩動物公園

昨日は多摩動物園にEOSを持っておサルさんを撮りに行った。 数年前まで多摩動物園の近く(歩いて行ける距離)に住んでおり、動物園写真の為にキャノンのEF70-300mmISⅡUSMを買ったようなものであったが、そこから離れたところに引っ越した(引っ越しに伴い…

PX25シングルアンプ完成

部品集めからカウントすると2年以上かかったアンプ、ようやく完成した。 普段ならここで各種特性を測るところであるが、球が中古で年老いているので、無理はせずにヒアリング上、問題なさそうならこのままにしておく。負帰還もカソードNFのみなので、発振…

PX25 カップリングコンデンサの比較

これまで製作時に何となく他の部品と一緒に購入していたカップリングコンデンサ、アキバに買い物に行くときには下調べしてから一応購入するモノを決めておくが、お店で見かけて衝動買いすることも多かった。毎回半田付けして仕上げてしまうので、後から交換…

PX25配線終える

いちおう配線が終わり簡単にチェックも済ませ、スライダックでゆっくりと電圧を上げてみてもトラブルは無い。そこでテスト用のスピーカー(100均で買ったもので中身が16Ωか32Ωのユニットだったのでアキバのジャンク屋さんで8オームのものを買ってきて交換、…

プラナー揃い踏み

今日は銀座松屋で「世界の中古カメラ市」を見てきたのに因んで、アンプとは関係ないレンズの話。今年の初め、ヤフオクでヤシカコンタックス(ヤシコン)のプラナー50mm/F1.7を入手した。オリジナルのメタルフードが付いていたのでお得だと思った。レンズより…

PX25ヒーター配線

今月中旬から配線を始め、ヒーター配線が終わった。回路は凄く簡単なのであるが、直流点火しているのと、(これから半田付けを行うのだが)セメント抵抗が多く、電線も太いので結構ごちゃごちゃしてきた。

PX25配線始める

短い夏休みでの中で、今日から配線を開始。 配線材は買いだめしてあるが、箱の中に詰め込んでいて前回の工作の終わった状態のままで未整理であったので、0.3mm2~1.25mm2まで、まずは電線の整理から始めた。 ところで今日は東京も台風7号の影響で雨は降った…

OTOTEN2023

今年もOTOTENへ行った。 入口の様子 昨年興味を持った花田スピーカーを再度聴いてみる。リッピングしたデータの再生であったが、無駄な音が無く反応が良いものの高域にきつさを感じだ。それはソースのせいかもしれないが、反応が良い分だけ良いソース…

サヨナラ レコ芸

レコード芸術誌が今日発売の7月号で休刊となるとの情報を得て、帰りに新宿のブックファーストへ寄って購入してきた。ポストカードがおまけに付いてきた。 レコ芸にポストカードのおまけ 1980年頃から買ったり立ち読みしたりしていた。長らくお世話になった、…

MQAが破綻?

私のところで使っているSACDプレーヤー、ラックスマンのD-10XはMQA-CDがダイレクトに再生できる。ラックスマンの新型機ではCD専用機も含めて、このMQAに対応している。 近頃、ふと新譜情報でもと思い、MQAを検索したところ、その破綻…

オーディオルーム

昨年4月の記事でメインシステムを簡単に紹介したが、まだ部屋の写真をアップしていなかったので、ライカM10monochromeで撮影したものをご紹介。 16mmの広角レンズでリスニングポジションから撮影したものである(なので、白黒写真である)。 ホロゴ…

文化学園前、遊歩道の夜桜 仕事帰りに西新宿の文化学園前の桜の写真を撮ってみた。もうだいぶ散り始めている。 入学式に満開なんてことは、都内ではもう無理のようである。 (クールピクス使用)

CDプレーヤー遍歴(2)

そのヤマハCD-S1000、まずSACDが読めないことが多い。更に何曲かかけていると、どんどん読み込めなくなっていくみたいだった。またリモコンで曲を飛ばすと、ディスクによって差はあるが、パチッと激しいノイズが出る。ミュートのタイミングが狂…

CDプレーヤー遍歴(1)

近頃は仕事が忙しくて全然音を出していない。なんせ、日曜日も遅くまで仕事をしているありさまだ。こうなってくると我が家のステレオの音が恋しくてたまらない。さて、ふとオーディオの事を帰りの電車の中で考えてみると、CDプレーヤーに関しては、ずいぶ…

カメラとオーディオ(その3)

正月休みにライカMのレンズを全てα7にマウントアダプタを介して取り付け、試写してみた。室内でロールカーテン越しの逆光という条件で、中央の貯金箱にピントを合わせた。絞りは開放とF5.6。すべての写真は載せないが、代表として初代ズミルックス50/1.4開放…

PX25シングル(3)

明けましておめでとうございます。 正月休みは今年も少なくて、たいしたことは出来ないで終わりそうであるが、トランスを取り付けた。 なお、このシャーシの天板は短辺側にしかシャーシ枠に固定するビスが付かない。細長タイプでもあり、重たいトランスの場…

カメラとオーディオ(その2)

③銀座のカメラ屋さん曰く 立ち寄ったカメラ屋さんの話では、この界隈に出没するお客さんの多くはオーディオも結構凝っているそうだ。お客さんも同じだねぇ、みたいなことを言われた。そういったマニアの方々にお会いできればと思う。また足を運んでみようと…

カメラとオーディオ(その1)

①カメラとオーディオは似ている 父のカメラ好きは戦前からであったけれど、40年ほど前からは本格的に外国製カメラを中心とした蒐集に嵌っていた。きっと若いころには手が出なかったドイツブランドの物が中古ながら手に入るようになったのがたまらなかったの…

PX25シングル(2)

真空管のソケットとコンデンサを取り付けた。次はトランスを載せて外観は概ね完成させ、配線に移る。

PX25シングル

ウエブリブログの時から何度かヨーロッパ管を使った新規のアンプの製作記事を書いてきているが、未だ遅々として進まずの状態である。その時には真空管名を明かして無かったのであるが、秘蔵っ子のPX25である。 そのシングルアンプ、出力管に合わせて全て…