なべさんの真空管オーディオ

自作真空管アンプを中心としたオーディオのブログ

サヨナラ レコ芸

レコード芸術誌が今日発売の7月号で休刊となるとの情報を得て、帰りに新宿のブックファーストへ寄って購入してきた。ポストカードがおまけに付いてきた。

レコ芸にポストカードのおまけ

1980年頃から買ったり立ち読みしたりしていた。長らくお世話になった、ありがとうレコ芸

思えば、この二十数年、新録音はライブ中心でセッションは珍しくなり、少し注目されたアーティストの録音もなかなかその先10年以上継続されることは少ない。かつてのような(バーンスタインカラヤンショルティさんらの活躍していた時代)新録音が出れば、良くも悪くも注目され話題になる時代ではなくなってしまった。これといったスター性に溢れる指揮者も昔ほど見受けられない。まだまだ、その「かつての時代」から、元気に現役でやっておられる指揮者も勿論いらっしゃるけど、セッション組んで録音する暇もないのか、採算が取れないのか、あの方たちの新録音は滅多にお目にかかれない。

レコ芸の新譜情報を見ても、かつてのような華やかさ、ワクワク感はもう感じられない。レコード、と言ってもLPではなく殆どがCDであるし、そのCDさえもストリーミングや配信による販売に取って代わられそうな今の時代、この雑誌の役目もついに終わったのかと感じる。

さて、次の土日はOTOTEN2023。やっと近頃、日曜日くらいは休めるようになったので(年明けから月に2~3日ほどしか休んでいなかった)カメラをぶら提げていく予定。