なべさんの真空管オーディオ

自作真空管アンプを中心としたオーディオのブログ

CDプレーヤー遍歴(1)

近頃は仕事が忙しくて全然音を出していない。なんせ、日曜日も遅くまで仕事をしているありさまだ。こうなってくると我が家のステレオの音が恋しくてたまらない。さて、ふとオーディオの事を帰りの電車の中で考えてみると、CDプレーヤーに関しては、ずいぶんと安物を買い換えて彷徨ったものだと思う。今のラックスマンのD-10Xに行き着くまでは色々あったな、と。

CDが発売されて2~3年後、社会人となったころに給料をちょっと貯めてヤマハのプレーヤーを購入。5万円位だったかな。しかし3年程でそのプレーヤーは制御不能となってしまった。次に旧デンオン製を買ったのであるが、そのうちトレーを開けると、まだディスクが回転していて、開いたトレーの上で回りながらディスクが跳ね上がる、という傑作な動きをするようになってしまった。一連のシーケンスが狂ってしまったみたいであった。でも押し出しの強い独特な音は評価できるものだった。

その後、またヤマハを買ったのだが初期不良で即返却。代わりに買ったマランツCD880Jは音楽的な音質で、一応の評価に値するもので長く使えた。また、パイオニアのPD―HL5はターンテーブル式の変わったもので、数年は使用してみた。その頃はDACのハイビット化やジッターの低減などデジタルの問題点解消に工夫された製品が多くなった気がする。

マランツのSA8400は初めてのSACDで、独自のキャラクターもあるが、音楽性にも優れていたと思う。しかし10年も経たないうちにSACDが読み込めなくなったので買い替えを考えていたところ、車購入のキャッシュバックで10万円が浮いたので、それでまた懲りずに(?)ヤマハのCD-S1000というプレーヤーを買ってしまったのであるが、何とまた初期不良にぶち当たった。   <続く>